- 2010-03-03 (水)
- 6_コラム
今年は1月1日、6月26日、12月21日と日本で1年間に3回も月食がみられるという珍しい年らしいです。
月食は満月の日にしか見られないわけで、年12回(今年は13回ですが)のチャンスのうち3回も食が発生すると言うのはかなり珍しいようですね。
ところで、月の引力が相場に影響すると言う説があるのをご存知ですか?満月や新月が相場の転換点になるというのです。確かに月の引力の影響で満潮・干潮の時間が変わるわけですからかなりの物理的な力はあるのでしょうから、その影響力が相場におよぶと言うこともあるのかも知れないですね。
ということで過去のデータを調べてみました。
まずは新月の方から、新月になる日をday 0としてその15日前から15日後までの値動きを新月前日を100として指数化して見ました。1950年以来のデータで平均・最高・最低・標準偏差を求めてグラフにしました。
(グラフ1)
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これだと平均がほぼ100に張り付いてしまっていて良く分から無いですね。ということで、ある程度トレンドが出ている時だけをピックアップしてみましょう。新月の7日前から前日まで(カレンダーベースですが)ずっと上がりっぱなし、若しくは下がりっぱなしのときだけをそれぞれピックアップしてグラフにしてみました。
(グラフ2&グラフ3)
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平均値でみると、上昇若しくは下落のトレンドは続きますがその傾斜はそうとう緩やかになってしまいます。実際のデータ数で見ると以下のようになります。新月7日前から前日まで同一方向に動いたときに、新月後4日目にどの水準にいるかを調べました。すると
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という結果になりました。
では、満月を中心にするとどうなるのでしょう。
(グラフ4&グラフ5)
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新月の時と同じような傾向ですね。新月の時と同じかたちの表をつくると、
となります。1950年からですと満月・新月はそれぞれ700回以上あったわけですが、この結果からだとあまり相場に影響を与えたようには見えないですね。ちなみに、今後の満月・新月は
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となっています。ご参考までに・・・
螺良 靖
マネックスグループ CRM(Chief Risk Manager)
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